アルミ合金から代替素材へ変更。金属素材からの代替提案の事例【提案事例の紹介】

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アルミ合金から代替素材へ変更。金属素材からの代替提案の事例【提案事例の紹介】

Onyx3Dプリンター出力

使用素材Onyxの事例

今回はアルミニウム合金の切削加工の依頼を頂いた際の提案事例です。工学系の実験治具や器具として定期的に使っているもので、素材の選定理由は軽くて比較的安価だからという点です。1つネックになっていたのは時期によっては納期が数週間になってしまうことでした。今回は改良に向けて短納期での調達が必要ということでお問い合わせを頂きました。

これまで通りアルミニウム合金の切削加工でのお見積りを進めるとともに、今回の用途と素材選定の理由から、3Dプリンター出力にてOnyx素材を使用した製作も提案させて頂きました。Onyxはファイバーを充填しながら造形することで、強度を高めることができる素材です。

今回お問い合わせいただいた部品の形状だと、これまで通りの条件での製作なら1週間、3Dプリンター出力だと3日の納期で案内できました。さらに、3Dプリンターは無人造形の障壁も少なく、夜中にも機械を動かすことができます。このメリットを利用して生産サイクルを速めることができるので、繁忙期に混み合うという事態を起こりにくくすることができます。そのため比較的安定供給がしやすい加工方法です。

試しにということで1個製作させて頂くと強度に問題はなく、形状によっては1日で納品できることに大変喜んで頂き、今回の加工方法として採用されました。

1つの試作品を試しては検証後に形状を変え、1ヶ月に合計6回も試作と試用を繰り返すことができました。その結果、その研究にかかる期間を1ヶ月以上短縮できる結果となりました。

このように製作方法を3Dプリンター出力に変えるだけで、長期的に見ると大きな時間短縮に繋がることがあります。企画立案から試作・量産までのスピードが早くなっている現代のものづくりの現場で、優位に立つための1つの手段です。

3Dプリンター出力で試作・部品製作を検討中の方へ

DDD FACTORYの提供する3Dプリンター出力サービスは、樹脂・金属素材から最適な加工条件での部品製作をご提案させていただきます。データがあれば最短見積もり30分以内、最短当日出荷での対応が可能です。工場の状況などにより特急納期が不可の場合もありますが、試作・製作依頼先の候補として考えていただければ幸いです。

2D図面、現物からの製作も承ります。3Dデータを用意できない環境の方や手間を減らしたい方向けに、3Dデータ作成代行オプションもご用意しております。製品開発の試作、部品の製作は当社にお任せください。素材選定のご相談から対応しております。お気軽にご相談ください。

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