大きい造形ができる!「Bellulo」を徹底解説

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大きい造形ができる!「Bellulo」を徹底解説

3Dプリンターは造形方式が同じだとしても、機種ごとに様々な特徴を持っています。
本記事では、当社で使用しているFDM方式の3Dプリンターの1つである、「Bellulo」についてご紹介します。

Bellulo400の特徴

Bellulo400は、システムクリエイト株式会社製の3Dプリンターです。この3Dプリンターは、他のプリンターと比べて大きな造形サイズに対応可能で、材質が比較的安価という点が特徴です。
さらに、造形テーブルも加熱するヒートベッドを採用しており、材質の急速な冷却を防止するため、造形物の反りを防ぐことが可能です。

対応材質 ABS PLA PolyFlexなど
比較的安価な材質で出力可能
サイズ 最大可能造形400mm×400mm×400mm
φ0.5のノズルを用いるため、これより細い造形は難しい
精度 積層ピッチは0.1mm~0.3mm
積層ピッチが大きめのため、表面の精度は他機種と比べて粗め

その他の特徴

3Dプリンターは機種によって、内部の密度設定やサポート材の種類が異なります。
ここでは、「Bellulo」の充填方法とサポート材の特徴を紹介します。

充填方法

「Bellulo」では、45°の角度で直線を描いていくことで内部を充填します。基本的に、20%〜30%の充填率を設定します。充填率が高すぎると、外側に材質がはみ出てしまう場合があるため、密度は低めに設定するとより綺麗に造形できます。
Bellulo充填

サポート材について

「Bellulo」は、「MarkForged X7」と同様に、造形物とサポート材が同じ材質です。そのため、サポート材の除去は手や工具で行います。「Bellulo」のサポート材は、密度が低く柔らかいため取り外しがしやすく、除去後も跡が少なく滑らかな仕上がりです。

まとめ:大きい造形物なら「Bellulo」

「Bellulo」は、他の3Dプリンターと比較するとサイズが大きい造形物にも対応ができます。また、安価な材質での造形も可能です。さらに「Bellulo」では、テーブルを加熱するヒートベッドがあるため、サイズが大きい造形物の反りを防ぎます。

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