
光造形方式は液体状の紫外線硬化性樹脂にレーザー(紫外線、UV)を照射することで樹脂を硬化させて造形する方式です。
槽に入れられた樹脂の、固めたい箇所にレーザーを当て、一層ずつ固めて均してから次の層に移ります。
これを何度も繰り返すことで立体的に作り上げていきます。
最後に液体の中から造形物を取り出し、サポート剤を除去して完成です。
(積層ピッチは0.005mm~0.15mm)
残った樹脂はまた次の造形に使用します。
材料となるのは主にエポキシ樹脂をベースにした紫外線硬化性樹脂です。
アクリル樹脂もあります。
色は透明、白、淡黄色、淡黄白色、微青色透明など、白や透明に黄色や青みがかった色が多いです。
樹脂(プラスチック)と言われてみなさんが想像するのは固形のものだと思いますが、
熱硬化性樹脂とは、もとが液状で加熱すると固まる性質を持つプラスチックです。
他の方式と比べて、造形速度が速いこと、高精度な加工が出来ることです。
積層法だと等高線のような模様が入りますが、光造形は表面をなめらかに仕上げることができます。
複雑な構造のものも造形可能です。
光硬化性樹脂を使用するので耐候性が低くなります。
直射日光にあたると劣化してしまうので、使用環境によっては造形法の検討が必要です。
また、造形終了まで液状の樹脂に浸っているので、造形後の未硬化樹脂の洗浄など、後処理の手間がかかります。
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