FDM方式の3Dプリンター用の、材料を射出するノズルをセットするための部品です。
ヘッドには材料をロールから巻き取り、ノズルへ送り出す機構とノズルを加熱する役割があります。機械にセットされた材料はボーデンチューブを通ってヘッドに送られノズルから射出されます。ヘッドに到達した時点では材料はまだ固体のままです。ヘッドがノズルを材料が液体になる温度まで加熱することで材料が液体に変化しノズルから射出されます。
材料がノズルに付着した状態で加熱を止めると、材料がその場で固体に戻りノズル詰まりの原因になります。造形終了時にはノズルに付着した材料を除去してから加熱を止める必要があります。
液体になる温度は素材によりますが、一般的に200℃以上とかなりの高温になるので稼働中の取り扱いには注意が必要です。
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